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創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
今回は1966年にハマープロダクションによって製作されたピーター・カッシング主演の「血に飢えた島(原題:Island of Terror)」について簡単に触れてみたい。 PR また前回から大分開いてしまいましたが、仕事の忙しさやその疲れからなかなか更新できずにおりました。
いろいろ多忙な為にブログの更新が滞ってしまいがちなのだが、今回は先日購入した飢餓海峡ネガスキャン2Kリマスターブルーレイについて取り急ぎレビューしてみたい。
例によってネタバレは避け、全体的な印象に言及する形になるのでご了承を。 飢餓海峡のレビュー自体は以前行っているのでそちらを参照して貰いたいのだが、この映画は「東映W106方式」という敢えて粒子の粗いザラついた映像にしているのを一つの謳い文句にしている。 2Kリマスターが発表された際に多くの人が気になっていたのは、上記の方式を使って敢えて粗くした物を、いまさら高精細にリマスターしたら本末転倒になりはしないかという懸念だったろう。 かくゆう私もその一人だったのだが、結末から言うと概ね好印象を持つことが出来た。 また、私は東映が発売しているDVDも所有しているのでそちらも鑑賞してみたのだが、冒頭で二人の男がこちらへ駆け寄ってくるシーンなどは、余りにも画像が荒すぎて完全にボヤけてしまっているのに改めて驚いた。 これと同じくDVDでボヤけてしまっている様なシーンは今回のブルーレイ版でも他のシーンより画質が落ちるが、全体的には雰囲気を損なわないレベルで高画質化されており、本作が好きな人ならば買って損はないのではないだろうか。 もちろん意見は様々あろうが、少なくとも私は今度から飢餓海峡を観る時はブルーレイ版を第一候補とするつもりである。
今回は1978年に公開された東映映画『赤穂城断絶』について少し語ってみたい。
なお、私が鑑賞したのは海外で発売された「ザ・サニーチバ・コレクション」というブルーレイボックスに収録されていたものである。 これはその名の通り千葉真一氏の出演作品8本を収めたもので、国内ではまだブルーレイ化されていないものも多く含まれていたので購入した(リージョンフリーのディスクなので国内製造のブルーレイデッキでも再生可能)。 『赤穂城断絶』は初鑑賞だったのだが、これまで指摘されてきた部分は確かに自分もそう感じさせられた。 大石内蔵助役の萬屋錦之介をはじめとするベテラン俳優らが従来の忠臣蔵のセオリーを踏襲した演技である一方、千葉真一ら一部の俳優は深作欣二監督らしい現代的な演出(!?)で動いている印象で、そのチグハグさが気になって映画にイマイチ入り込めないのだ。 後から思えば、日本を代表する時代劇役者の一人である萬屋錦之介には時代物とはこういうものだという譲れない思いがあり、深作監督のどうせ自分が撮るならもっと新しい映画にしたいという願望と衝突するのは避けがたい事態だったのだろう。 『柳生一族の陰謀』から続く両者のスタンスの違いは本作で決定的となったようだが、功労者として絶大な発言力を持つ萬屋錦之介氏との軋轢に閉口して一時は深作氏が監督を降りると言ったくらいだから、これでは良い作品になりようがなかったのかも知れない。 ただ、皆が惜しいと思うのは『赤穂城断絶』が決して駄作ではない点で、一部のチグハグさを抜きにしても昔から連綿と続く忠臣蔵物として中々の見応えがある内容に仕上がっている。 また『柳生一族の陰謀』の柳生但馬守宗矩や『赤穂城断絶』の大石内蔵助はかねてより厳格なイメージがあるため、萬屋錦之介の粘っこい演技もそれが故である点にも注意が必要だろう。 彼は適度に力を抜いた好漢を演じるのも非常に得意としており、そちら寄りの役なら深作作品にも案外馴染んだのではないか(五社英雄監督の時代劇『御用金(1969年)』などがその好例だろう)。 いずれにせよ、その圧倒的な存在感が良い面にもそうでない面にも大きく影響したのは明白で、個人的には惜しい作品だなと思うと同時に「深作監督も意外にこんな本格的な時代劇映画が撮れるのか」と感心したというのが『赤穂城断絶』を初めて観た際の正直な印象である。
YouTubeで『疫(えやみ) 』というホラードラマが配信されている。
これは沖縄テレビ放送が製作したテレビドラマで、2023年から毎年作られているアトラクションと連携したユニークな作品だ。 1話15分ほどの短編が5つ連なって一つの物語となるのだが、かつて一世を風靡した『リング』や『呪怨』など既存のホラーを踏襲しつつも、短編であることを生かした小気味良い演出のおかげで観る者を次へ次へと誘う。 ネタバレはしたくないので内容に関する説明は避けるが、ホラードラマとしての怖さや話の面白さについては殆どの視聴者が満足できるクオリティーである。 沖縄が舞台だが土着性は案外低く、方言も非常に軽めだが、これは東京の製作現場に居たプロデューサーが万人が観やすいものを心がけた故なのだろうか。 お化け屋敷形態のアトラクションと連動した企画だけに、その部分がなければどんな物になったろうと思わなくもないが、久し振りに心を動かされた作品なので、無料配信がされているうちに是非とも観ていただきたいホラードラマである。 ※現在この『疫(えやみ) 』シリーズは第三章まで製作されていて、そのいずれもYouTubeで視聴可能となっている。 ストーリーは継続しているので当然第一章から観るべきだが、第二章からストーリーの方向性が変わる部分をユニークと思うか惜しいと思うかは判断に迷う所かも知れない。 |
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