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創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
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毎度の事ながら、気が付けば数か月も更新していない事に自分でも驚き。

『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』発売まであと2週間弱となり、そういう意味では日々が過ぎるスピードも有難くはあるが・・・。

その十数日後にはニンテンドースイッチ2の正式発表なのだから、本当にあっという間ですねぇ。



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先日、ニンテンドースイッチ向けに『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』が発売されると発表された。

発売日は2025年3月20日でパッケージ版は7678円(税込)、ダウンロード版は(7600円)でニンテンドーカタログチケット対応となっている。

『ゼノブレイドクロス』は2015年にWiiU向けとして発売されたゲームソフトで、ゼノブレイドシリーズとしては二番目に世へ出た作品だ。

このシリーズは全部で4作品あるのだが、プレイヤーがクリエイトしたキャラクターで広大かつ多彩なオープンワールドを自由に探索できる本作はシリーズでも異色の存在であり、非常に魅力的な意欲作となっている。

(当ブログの「ゲーム」カテゴリから過去の記事を閲覧して貰えば分かるのだが、以前『ゼノブレイドクロス』について何回か語っているので、興味のある方はそちらを参照していただきたい)

可変・飛行可能な人型ロボットまで登場するこのゲームに今もって比肩できる物が見当たらないだけに、今回のディフィニティブエディション発表に私を含めファンたちは歓喜した。

しかもただの移植ではなく、グラフィックの解像度アップや一部キャラクターのモデリング一新に加え、謎を残したエンディングの続きを思わせるストーリー追加もあるというのだから期待せざるを得ない。

一応メインストーリーはあるがクリア後も継続して遊べるし、「緩く繋がるオンライン要素」も引き続き導入されるようだ。

ニンテンドースイッチは後継機と互換性を持つと発表済みのため、ハード末期に出る本ソフトのオンラインサービスも当分は継続されるだろうし、次世代機でも『ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション』がプレイ可能と分かっている。

永く楽しめるこの作品にとってこれは非常に頼もしい事であり、安心して発売日を待つ事が出来るというものだ。



PS5本体と周辺機器の値上げ、さらにPS5プロの発表とその価格には驚かされたが、今世代におけるXboxとの市場争いに凡そ決着がついたと見て、ゲーム事業の改善化に舵を切ったのだろうか。

日本における新旧PS5の価格設定を考えると市場放棄かといぶかる意見が出ても致し方ない金額に思えるが、こればかりはもう少し先の展開を見てみない事には何とも言えない。

さて、こうなるとユーザーが気になるのは任天堂の次世代機である。

ニンテンドースイッチと同じような機構でソフトに互換性を持つだとか、PS4と同等の性能になりそうだなど色々と噂はあるが、今期中に具体的な発表がされるというアナウンスはあったものの詳細は未だ不明だ。

コア層をメインユーザーに持つプレイステーションやXboxとは違い、任天堂のゲーム機はライト層をも顧客とするため、あまりに高額な価格設定をすることは事実上出来ないだろう。

性能や機能を犠牲にしてでもコストを抑える必要があり、これはマルチプラットフォーム展開をしているソフトメーカーには有難くない事ながら、そもそも売れなければ商売は成り立たないのでここは致し方あるまい。

理想を言えば、日本では例えリージョンロックを導入してでも3万円後半から4万円前半に抑えたいところだ。

現行機であるニンテンドースイッチの値段を考えると非常に厳しい価格設定だが、これを大きく超えると早期の普及は難しいのではないかと思われる。

無論、魅力的なロンチタイトルが無ければ値段以前に厳しいのだが・・・。

長らく続いて来たゲーム専用機市場の浮沈がかかっているだけに、是非とも頑張ってもらいたいものである。



「ゴジラの逆襲」は1955年に製作された東宝映画で、ゴジラシリーズの第二作目にあたる。

怪獣映画のマスターピースとなった前作の翌年に公開された本作品は、地味ながらも興味深いものとなっている。

監督は本多猪四郎氏ではなく小田基義氏で、特撮作品では「透明人間」なども手掛けている人物だ。

「ゴジラ」の大ヒットをうけて急遽作られた所以か、第一作目と比べるとややスケール感に欠ける上にテーマ性もかなり薄れた印象で、そのぶん娯楽性…というより通俗性が増したと言うべきか。

(主演の小泉博氏や助演の千秋実氏らの飾らない演技が、余計にそう感じさせるのかも知れないが)

ただ、主人公が元戦闘機乗りで今は漁船と連携する飛行艇のパイロットという設定や、物語の舞台が東京ではなく大阪と北海道なのも、前作との差別化になっていて悪くないと思う。

それにゴジラ以外の怪獣としてアンギラスが初登場するのもこの映画で、実は怪獣同士の争いは早くも二作目から始まっていたのだ。

脱走した囚人らの顛末の強引さや、クライマックスの戦闘機が攻撃するシーンの絵替わりの乏しさなど多少気になる点はあるが、改めて鑑賞するとなかなかの佳作に仕上がっているのではないだろうか。

本作から7年後に製作された本多猪四郎監督の「キングコング対ゴジラ」が、第一作目のテーマ性など微塵も感じられぬコメディー色の強い作品になっていた事を考えると、シーンの端々に「妙な日常感がある」このゴジラもまた良いものである。



映画館へ行くつもりがなかなか都合がつかず、遅ればせながらようやく「ゴジラ1.0」を観る事が出来たので、簡単に感想を書いてみたいと思う。

例によってネタバレは極力避けるつもりの為、その点はご了承いただきたい。

この物語は第二次世界大戦末期から戦後まもなくまでの数年間に起こった出来事が描かれており、主人公の特攻隊員・敷島は強制された死を受け入れ切れなかった苦悩と変異前のゴジラに植え付けられた恐怖を二重に抱え込む事になる。

操縦技術も射撃技量も人並み以上に優れた彼だが、戦争という殺し殺される状況にはおよそ向かない性格であり、現代の観客にとって共感し易い価値観を持つキャラクター設定だ。

戦争どころか争うという行為自体が似つかわしくない印象は敷島を演じる神木隆之介氏の演技によるところが大きく、彼の繊細さが「トラウマを抱えた主人公が紆余曲折の末にそれを克服する」言わばありがちなストーリーを既視感から遠ざけてくれたのではないだろうか。

浜辺美波氏が演じる典子と彼女が偶然託された赤ん坊の明子、敷島は自分と同じく近しい者を失ったこの2人と擬似家族を形成する事になるが、生きる為に機雷除去の仕事に就く所から物語はまた動き出す。

一方、脇を固める人物たちは非常に分かり易い性格づけがされていて、中でも向かいに住む澄子や仕事仲間の連中とは親しく交流を重ねる姿が描かれる。

みな演技巧者なので悪く言えばベタな演出でもなるだけ自然に演じていたし、特に他者を捨ておけない「情(じょう)」の描写は怪獣映画のそれとは異なっていた。

山崎貴監督によると前作「シンゴジラ」に対抗する為に敢えて真逆の路線にしたと言うし、恐らく予算の都合もあったとは思うが、本作はゴジラ映画或いは怪獣映画と呼ぶには人物描写のパートが多い(というか戦闘パートが少なく感じられる)。

そこを物足りなく感じる従来ファンの心理は良く分かるが、ゴジラ作品としてはそこが新しいとも言えるし、何よりちゃんと映画として成立しているので文句は言いにくいのだ(笑)。

また肝心の戦闘シーンはどれも目新しく見応えがあり、特にゴジラが吐く熱線は核爆発級の破壊力で恐ろしかった。

クライマックスで熱線を吐いた後のゴジラのアップは、まさに名演技ものであろう。

抑えめながら効果的な音楽も非常に良かった。

臆面なく名作へのオマージュを連発するやら演出が説明過多だとの評を受けがちな山崎監督だが、個人的には今回の「ゴジラ1」はキャリアハイとも呼べる会心の作ではないか。

海外で評価されたのも頷ける仕上がりで、観客の琴線に触れるシーンが万国共通なのは映画として理想的と言えよう。

今までのゴジラ映画では得られなかった感慨を与えてくれる作品として、今後も幾度となく見返す事になりそうである。





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