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創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
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この正月にウルトラマン(いわゆる初代)のブルーレイボックスを購入したのだが、回を進めるごとに子供の頃に観ていた再放送の記憶が蘇ってきて大変懐かしい気持ちになった。

今さら私ごときが魅力をくどくど解説する必要などないと思うが、何だか感想を書かずにはおれなかった次第である()

とはいえ、子供をメインターゲットにした半世紀前のテレビシリーズだけに今観るとオイオイと思う所も多数ある。

一方で、なるほど当時熱狂的に受け入れられたはずだと感じる面白さを随所に持っているのだ。

他の科特隊メンバーより視聴者に近い立場に置かれたイデ隊員を通してユーモアや不条理を伝える演出は、子供の時とはまた違った形で心に響くものがあった。

何より怪獣と同等のサイズや力を持った宇宙人を主人公に据えるアイデアに、当時も今も感服しきり。

最終回、ウルトラマンとの結合が解けたハヤタ隊員は1話における衝突時以降の記憶を失っていたが、あくまでウルトラセブン自身が仮の姿として扮していたモロボシ・ダンとの決定的違いがそこにある。

これは作中での描かれ方にも反映されていて、両者の異なるスタンスを楽しむのも一興であろう。


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ストライク・ドッグは『装甲騎兵ボトムズ』に登場したアーマード・トルーパー(以下AT)で、物語中盤からライバルとなるパーフェクトソルジャーのイプシロンが搭乗する機体である。

あえて無機質な兵器としてデザインされているアーマード・トルーパーの中にあって、ストライク・ドッグは悪のヒロイックさを持つ機体として非常に人気が高い。

以前紹介したブルーティッシュ・ドッグは右腕にガトリングクローを有していたが、ストライク・ドッグは左腕に機銃を仕込んだ凶悪なクローを持ち、このイメージは『青の騎士ベルゼルガ物語』のシャドウフレアにも継承された。

炸薬の力で杭を打ち込むパイルバンカーと並んで、この作品を代表する格闘用武器であろう。

本来は宇宙での活動を念頭に置いたATなのでバックパックや脚部にはスラスターが設けられているが、当初はジャングル地帯での戦闘で使用されている。

2つの弾倉を備えたバズーカ砲の様なX-SAT-01ソリッドシューターを右手に持ちつつ左腕のクローを構える姿は、リアルロボットアニメでも屈指の実に華のあるライバル機であった。

物語終盤で主人公のキリコ・キュービィが乗ったラビドリー・ドッグは、ストライク・ドッグと同系統であるものの砂漠戦仕様となっており、ATのバリエーション性の高さを感じさせてくれる。

これとブラッド・サッカーなどは、敵役として出色の出来と言えよう。


9月は1966年公開の映画『奇巌城の冒険』のDVDの感想を書く予定だったのだが、残暑の中しんどい仕事が続いていたしプライベートの用事もあって結局更新する事が出来なかった。

主演・三船敏郎、監督・谷口千吉で送るシルクロードを舞台にしたエンタテイメント映画だが、個人的には結構気に入っていているものの世間的には怪作の扱いになってしまうかも知れない(苦笑)。

内容はかなり異なるが、前回紹介した同じ東宝映画の『緯度0大作戦』と同じく今一歩メジャー作品になり切れない惜しい物を感じた。

また、このサイトではゲームレビューも大事な記事の一つであるが、残念ながら新規に購入したゲームソフトがほとんど無く『スカイリム』を未だに遊んでいる状態だ。

初プレイからだいぶ日にちが経ってスカイリム(及び『エルダースクロール』シリーズ)の全体像がようやく掴めてきた事もあり、何気ない言葉の端々にもちゃんと設定が生かされているのだと感心もし、呆れもした(笑)。

まぁ、長らくゲームソフトを購入しなかった理由の一つに、買っても時間が無かったり集中力が途切れがちで中々続かないというのもある。

正直、来年3月発売の『あつまれ どうぶつの森』までガッツリプレイするであろうソフトは見当たらないのだが、一方でDVDやブルーレイをかなり仕入れておりそちらに時間を奪われている状態だろうか。

来月は家庭用ゲーム機で初めて『ポケットモンスター』本編の新作が発売されるので、これにはちょっと興味が湧いている。

いい歳をした人間がそれほど思い入れのある訳でもないシリーズに注目するには自分なりの理由があるのだが、それはまた来月という事で。


※物語に関するネタバレをするといけないので、今回も映画全体に抱いた個人的な印象としてレビューさせていただく。

『緯度0大作戦』は1969年に公開された日米合作の特撮映画で、実に今から50年前の作品となる。

当時は日本の特撮映画が海外でも上映される事があった様だが、本作は日米合作だけあって出演者の多くが外国人というばかりでなく日本の役者も英語で芝居をしている徹底ぶりだ。

本多猪四郎監督の東宝映画にもかかわらず宝田明・岡田真澄・平田昭彦などは添え物的な役割であり、ジョゼフ・コットンやシーザー・ロメロ、パトリシア・メディナという外国人俳優らをメインに物語は展開していく。

私は最近になってDVDを購入したのだが、だんだんと当時のアメリカのSF映画を観ている感じがしてきて、中々面白い体験をさせて貰ったなというのが正直な感想である。

あくまで落ち着いた雰囲気を崩さない作りにあってクリーチャーが出現し暴れるシーンはかなりの迫力があり、良い意味でギョッとさせられたのは嬉しい誤算であった。

円谷英二氏が手掛ける特撮も丁寧に作られているし、有名でなくともこれはこれで価値のある作品だと私は思う。

興味のある人は一度鑑賞してみてはいかがだろうか。



先日、ニンテンドースイッチライト(Nintendo Switch Lite)が2019920日に19980円で発売されるとの発表があった。

携帯型でのプレイに特化したハードなのでTVに繋ぐ事は出来ず、ジョイコンの着脱・モーションセンサー・HD振動・IRカメラなど本来ならニンテンドースイッチの売りであるはずの機能がことごとく省かれているが、その代わり価格は従来型より一万円安くなっている。

また本体サイズも一回り小さくなっているので、持ち易くなっているはずだ。

ニンテンドー3DSから裸眼3Dや折り畳み構造がオミットされた2DSと似た立場のハードなので中には魅力薄に感じるユーザーも居るだろうが、人気ゲーム機の値段が2万円を切ると一気に普及価格帯となる為、一人一台相当の普及を目指す任天堂にとってスイッチライトを出す意義は大きい。

ただ、スイッチは元々据え置き機なので、画面情報が多いソフトをスイッチライトの5.5インチ液晶で操作する場合に見づらいのではという心配はある。

携帯ゲーム機のタイトルは手元の画面で遊ぶ前提で作られているので、据え置き専用ソフトとは作り手の配慮が異なるのだ。

ジョイコンの機能を使わないとニンテンドースイッチである意味が薄れるという意見も頷けるが、結局のところ任天堂は通常のニンテンドースイッチとスイッチライトを併売していくつもりなのだろう。




 



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