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創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
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気が付くとはや10月に入っている感じだが、この調子では年末まであっという間だろうなと予感する方も多いのではないだろうか。

私もその一人だが、ゲーム関連では前回の更新から色々な新情報が出たようだ。

まず、ニンテンドースイッチ向けに携帯ゲーム機モンハンの流れを汲む「モンスターハンター ライズ」を2021326日に発売すると発表された。

「いつでも、どこでも、誰とでも」のコンセプトは任天堂ソフトのキャッチフレーズが思い起こされるが、モンハンの熱心なファンだけではなくライトユーザーにもアピールしたい所なのだろう。

また、2021年夏には「モンスターハンター ストーリーズ2」も出るという。

低年齢層に向けた「モンスターハンター ストーリー」、ライトユーザーから従来のファンまで幅広くに向けた「モンスターハンター ライズ」、リッチなグラフィックを好むコンソールのモンハンファンからPCユーザーまでコアゲーマーへ向けた「モンスターハンター ワールド」と、全ユーザーに向けてモンハンシリーズを出していく戦略を取ってくるとは少々驚いた。

ワールドがダブルクロスの要素を含んでいた様にライズにもワールドから導入された要素が結構あるようだが、エリアチェンジ無しのフィールドマップをオトモガルクで駆け、翔蟲(かけりむし)であらゆる場所に行くのが本作の醍醐味だろうか。

そして今年末には「プレイステーション5(通常モデルとディスクレス型のデジタルエディションの2種類)」と「エックスボックス シリーズX(およびS)」がいよいよ発売される。

コアゲーマーや各ハードのファンは飛びつくと思われるので当初はかなりの品薄になりそうだが、新規ロンチタイトルがやや弱いのが心配な点か。

コロナの影響もあって一般ユーザーが新型ゲーム機にかつてほどの興味を持っていない節があるので、実際に発売された時にそれを覆せるかどうかに期待したい。



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日々の忙しさや自作小説のアイデア作りに時間を取られ、またもや更新が2ヶ月ぶりになってしまった。

今回はダリオ・アルジェント監督の「歓びの毒牙(1970)」について触れてみたいと思う。

当然ながらネタバレ無しに書くのでご安心を。

確かこのブログで言及した事は無かったと思うのだが、私はダリオ・アルジェント監督の作品が好きで、だいたいの物は鑑賞済みである。

彼はイタリアの映画界でスリラー物を指すジャーロ(またはジャッロ)の代表格であり、日本でもファンが多い。

「歓びの毒牙」は初の監督作だが、後年に至るまで彼のジャーロ物はこれのバリエーションと言っても良いほどである。

フレドリック・ブラウンの小説を原作にしているとの事だが、私は未読のためどの程度が映画の下敷きになっているかは分からない。
(イタリアに滞在中のアメリカ人作家を主人公に据えているのも、原作に沿っての事であろうか)


「歓びの毒牙」「わたしは目撃者」「4匹の蝿」の初期3(これらの原題に動物の名が入っている事から「動物3部作」とこじつけ?!られる)は、70年代のイタリアの洒落た雰囲気とそこはかとないユーモアが漂っていて、怖い事は怖いけれどまだ残酷描写に寄っていない頃のアルジェントの魅力が光っている。

たまたま事件現場に居合わせ主人公は、被害者を助け様として二重ウインドウに挟まれ閉じ込められてしまう。

犯人の男を目撃するが帽子とコートに身を包んでいたので顔は分からず、しかし警察に疑いの目をむけられた事もあり独自の調査に乗り出す。

その為に犯人から執拗に命を狙われるのだが、主人公の方もやられてたまるかという性格なので、ちょっとしたアクション映画の要素も兼ね備えているのが面白い。

ジャンルはともあれ作品の形式は純然たる娯楽映画なので、初公開から50年経った今観ても十分に楽しめるであろう。



仕事が忙しかった事もあり、またもや更新が滞ってしまった(HDバージョンを長年心待ちにしていた『ゼノブレイド ディフィニティブエディション』も発売日に購入したのだが、ほとんど進められていない有様だ)。

さて今回レビューする『砂の器』は1974年に公開された松竹映画である。

脚本の橋本忍と監督の野村芳太郎は、小説を連載中に両氏の実績を信頼する松本清張自身から映画化を依頼されたというが、紆余曲折を経て完成した映画は原作者を十二分に満足させるものに仕上がった。

製作に関する詳しい経緯やエピソードは関連書籍などを参考にして貰うとして、当ブログではネタバレを回避しつつ個人的な感想を述べさせていただきたい。

今回、記憶を取り戻す為にブルーレイ版を購入して鑑賞したのだが、以前よりも良い印象を抱く事が出来た。

というのも、私が前回『砂の器』を観たのは内田吐夢監督の『飢餓海峡』とほぼ同時であり、その時は後者の方がより強く印象に残ったからであった。

ミステリー小説の大ファンであるという野村監督だけあって、刑事2人が秋田県を訪れる冒頭から事件の全貌が判明していく所など捜査シーンは正に自分好みで素晴らしかったのだが、有名な終盤の「宿命」の曲をバックに過去の物語が映し出される肝心のクライマックスにちょっと違和感を覚えてしまったのだ。

辛酸を味わった父と子が別れを惜しむ場面や父親が入る施設を刑事が訪ねる場面、被害者が犯人を説得する短いシーン(犯人の動機を明確に示す部分は映画中ここにしかなく、それだけに印象に残る)などには感動させられたが、トータルで考えると当時の私には感傷的過ぎてどこか陳腐に映ったのだろう。

だが、改めて観てみるとやはり良く出来ているし、ウエットな演出が苦手だった自分の問題だったのかも知れない。

確かに都合よく登場人物同士が出会ったり、車窓から〇〇を散らすシーンなどご都合主義も散見する。

しかし、この種の事は映像作品としては避けられない選択で、理論的な解釈より映画としての効果や分かりやすさを優先させながら、それを致命的な問題として捉えさせない所を評価すべきであろう。

社会派的な面を含みつつエンターテイメントとして一級品に仕上げられているのは称賛すべき事で、野村芳太郎監督や橋本忍氏の非凡さと真摯さを感じさせてくれる作品である。



「あつまれどうぶつの森」が国内外で大変なヒットとの事で自分も毎日楽しんでいるが、今回は「機動戦士ガンダム新訳MS大全集 U.C.0092-0169 編」について感想を述べたいと思う。

当ブログをずっと閲覧している方ならご存じかと思うが、私は長年に渡り大河原邦男氏のメカニカルデザインのファンである。

所謂リアルロボット作品のデザインはどれも好きなのだが、とりわけ氏の物がお気に入りだ。

当然、新たなるMS大全集にも大河原邦男デザインを期待したわけだが、結論から言うと私にとって3500円の価値には全く至らない出来であった。

逆襲のシャアからクロスボーンガンダムまでのMSが掲載されているのだが、新たに追加となる作品以外の設定は絵が小さく不完全な物が多い。

個人的な見どころは機動戦士VガンダムのMSバリエーションくらいであるが、どこかの小さい絵から引き延ばしコピーしたかの様にボヤけており、逆に失望を覚えてしまった。

収録作品を区切ってシリーズ化するというのを知った時は、いよいよ完全な設定資料集としてまとめるのかと考えていたのにこの体たらくである。

今回のMS大全集は設定資料集というより単なるカタログでしかないという印象であり、続巻もこれと同じ内容なら購入する事はないだろう。

(クロスボーンガンダムの設定画は絵のサイズが大きめで内容も比較的充実しているので、ファンの方には嬉しい掲載になったのではないかと思う)


待望のシリーズ最新作「あつまれ どうぶつの森」がついに発売となった。

私はダウンロード版を事前に購入していたので、320日に日付が変わるとほどなくプレイ出来たのだが、仕事の疲れもあって実際には昼から遊び始めた。

まだ序盤ではあるが、今作も高い期待に違わぬクオリティと面白さで、シリーズのファンなら買って損なしと太鼓判を押せる出来だ。

前作はニンテンドー3DSソフトだったので限界もあったが、「あつまれ どうぶつの森」はニンテンドースイッチのソフトとしてグラフィックや自由度が大幅にパワーアップ。

最初から出来る事が多過ぎるとプレイヤーが混乱するとの配慮か、色々な条件をクリアしていくと遊びの幅がドンドン広がる様に工夫されている。

素材を入手して道具をクラフトする所などは、シリーズの雰囲気を保ちつつ煩雑過ぎない程度に昨今のトレンドを取り入れた格好だ。

またジョイコンの振動をオンにしておけば、釣りにおける細かい当たりや魚の跳ねを体感出来る。

釣り自体のやり方(及びタイミング)はこれまでと同じなのだが、スイッチの売りの一つであるHD振動のおかげで臨場感がグンと増している。

マイデザインが部位ごとに上手く反映される様になったのも嬉しいポイントだ。

昆虫や魚のグラフィックがかなりリアル寄りになったので、そこは多少の好き嫌いが出るかも知れないけれど、いきもの図鑑を見た時に「ああ、図鑑で表示した時の効果の為のリアリティーでもあるんだな」と納得した。

まだまだこれからという段階ではあるが、期待を超える出来映えに非常に満足している。




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