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創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
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前作の「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」から6年、続編にあたるゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム」が発売になったので、そのファーストインプレッションを簡単に書いてみたい。

今回もネタバレは無いので、その点が心配な方もご安心を。

まずプレイヤーが最初に感じるのは、想像していた以上に今作は前作と完全に繋がった話であるという事だ。

前作をプレイしていなくとも楽しめる作品ではあるが、前作を知っていると今作との繋がりや変化した部分が分かるのでより楽しめる。

地上マップが基本的に共通なのにもかかわらず「以前の状態を知っているが故に様々な変化が起きている為に新鮮味が増す」のは、前作をプレイ済みの者が得られる特権だろう。

主人公の特殊能力が異なる事で新しくなっている所と、基準となる操作方法が同じですんなり入って行ける所が混在する感覚も心地良い。

似て非なる物ではなく器は似ているが中身が全然違う物という印象で、自由度の高さが更に向上した事と相まり、最初に地上へ降り立った時に何処へ行って何をすればいいのか当惑してしまうプレイヤーが居るのも納得である。

もっとも、まずはここへ行きなさいという誘導があるのでそれに沿っていれば迷わずに本編のストーリーを進められるし、メインストーリーそっちのけで色んな寄り道をしながら行きたい所へ行きしたい事をするのも可能な部分に変わりはない。

クラフト要素もてんこ盛りなので、前作以上に長く遊べるのは間違いないだろう。

待っていた甲斐があった凄いゲームである。



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いろいろ書きたいネタはあるんですが、何かと忙しくて手をつけられないのがもどかしいところ。

ゼルダの伝説
ティアーズ オブ キングダムの発売が5月に迫っているので、それまでにメトロイドプライムリマスタードを片付けておきたかったのですが、とても無理ですねぇ・・・。

まぁ娯楽なんだし、気長に楽しみましょうか。



かつてゲームキューブ向けに発売された「メトロイドプライム」が、ニンテンドースイッチ向けに「メトロイドプライム リマスタード」としてリニューアルされた。

ダウンロード版は既に配信されていて、パッケージ版も202333日に発売される。

私は前者の方を購入しており、なかなか時間の取れない中ではあるが楽しませて貰っている所だ。

本ソフトの評価が高いのは、元々のソフトの出来が良いのに加え、グラフィックを新たに作り直したり操作方法を追加したりとリメイクに近いリマスターに仕上がっているからだろう。

旧タイトルをただ高解像化した物とは掛けている手間が違うわけで、理想的なリマスターだと言われているのもうなずける。

2003年に出たオリジナル版は2D生まれのメトロイドを巧みに3Dへ落とし込んだタイトルとして名高く、FPS(ファーストパーソンシューティング)ではなくFPA(ファーストパーソンアドベンチャー)と称するに相応しい内容だった。

2009年になるとWii向けに直感的なリモコン操作に対応したバージョンが発売されたが、「メトロイドプライム リマスタード」はジャイロ操作によりそれを再現する事も可能だ。

お勧めされているのは"デュアルスティックモードでジャイロをオンにする"という組み合わせで、左スティックで移動し右スティックで大まかな視点操作をしつつジャイロで細かい狙いをつける。


自分もこれが一番しっくりくる操作方法なのだが、折角のジャイロ機能が組み合わせによってはかえって扱いづらくなるので注意が必要だ。

何にせよ、初登場から20年目にしてこれだけのリマスター版が出たのは嬉しい限りである。



〜初めてメトロイドプライムをプレイする方へ〜

アクションゲームが不得意で一人称視点にも未だ不慣れな私でもオリジナル版は一応クリア出来たが、幾ら任天堂子会社とはいえ海外メーカーが開発元だけに難易度はそこそこ高い。
(難易度はノーマルの他にイージーも用意されている)

主人公サムス・アランが着る強化スーツにはスキャンバイザーという機能があり、これは対象物をスキャニングして情報を得るという便利な物だ。

スキャン率が高かったり100%になるとクリア後に特典を得られたりするのだが、余りにスキャン出来る対象が多いので初プレイ時に100%を目指すのは至難の業だと思う。

スキャン中でも敵は攻撃を仕掛けてくるので、解析に気を取られている間にどんどん体力を削られてゲームオーバーになるパターンもしばしばである。

本作でもスキャン率は2周目以降のプレイに引き継げるはずなので、敵の攻撃が厳しい場合は無理してスキャンせず戦闘に専念する方が良いかも知れない。



私はニンテンドースイッチ版のスカイリム・アニバーサリーエディション(以下AE)をプレイしているのだが、今回は自分のソフトで起こるバグについて少し書いてみたい。

一つは
AE版から追加された「カラスの骨」というクエストで、最終的に強力な重装防具が手に入るはずなのだが、それを装備したキャラクターの遺体が指定の場所に現れないというもの。

これはスイッチ版だけの不具合では無いらしく、「途中で入手する"リネレのメモ"をギリギリの段階まで読まないようにする」「"アークウィンドポイントへ行く"のジャーナルが完了するまでクロウズトゥースを倒さない」などの対処法をアップロードされている方がいるものの、私の場合は何度試しても駄目であった。

もう一つはDLC「ドラゴンボーン」のクエスト「死者の行進」に関するバグで、ソルスセイムへ初めて渡った際に発生するヴェレス隊長らがアッシュスポーンに襲われているイベントが起こらないというもの。

実は直接フロストモス砦へ行き◯◯将軍を倒せばお目当ての武器は手に入るので、その点では安心である。

ただ、ヴェレス隊長の部下の遺体から装備を入手できないし、クエスト報酬も貰えない。

現時点で私が確認できたほぼ確実に起こるであろう不具合はこの二つだが、前者の方はユニークアイテムを入手不能になるだけに、何とか対応を願いたいところだ。



気がつけば2022年もあと一ヶ月で終わりとは、いつもながら何と時の経つのが早く感じられる事だろう。

新型コロナウイルスが再度勢いづいている今日この頃ではあるが、何とか凌いでいきたい所である。

さて今回紹介する横溝正史シリーズの『八つ墓村』は、1978年に全5回でテレビ放映された作品である。

古谷一行氏が名探偵・金田一耕助に扮する、お馴染みの人気シリーズの一作だ。

以前に野村芳太郎監督の松竹映画『八つ墓村(1977)』について書いた事があるが、今回紹介する八つ墓村は映画ほど原作から飛躍していないものの、やはり独自の物に仕上がっている。

というのも、原作の小説は主人公の田治見辰弥(寺田辰弥)を通して描かれる怪奇ロマンといった様相を呈しているので、他の代表作と違い金田一耕助の出番は限定的。

物語の狂言回しでもある彼の出番が少ないと金田一物としての魅力は薄まってしまう為、原作のままだと少々具合が悪いという事だろう。

それでも他の映像作品に比べれば「八つ墓村」は主人公の描写に比重が置かれており、TV版の辰弥役である荻島眞一(荻島真一)氏は不幸な生い立ちながら逞しく生きる青年を力強く演じていた。

監督の池広一夫氏は市川雷蔵の眠狂四郎シリーズや勝新太郎の座頭市シリーズなど数々の映画を手掛けた一方、その後テレビドラマに舞台を移して精力的に活躍された実力者だ(御年93歳でご健在である)

八つ墓村に限った事ではないと思うが、話題になった映画からそれほど間を置かずに同作品をドラマ化するのは色々難しいと思う。

視聴者の期待を考慮すると金田一耕助が余り出て来ない怪奇ロマンたる原作の通りにはやれないし、さりとてぶっ飛んだ内容に舵を切った映画版と同じ方向性では、制作サイド的にも監督のプライド的にも面白くないだろうからだ。

当然、スケジュールと予算の制約もある。

八つ墓村は物語を取り巻く設定こそ過剰なまでにおどろおどろしいが、肝心のミステリーとしての要素が他の原作より希薄で、例え金田一耕助の場面を増やしたとしても本領発揮させにくい構造になっているのが厄介だ。

結果的には原作に対して取捨選択と追加が行われ、そこに池広監督の味付けがなされた作品となった。

個人的な感想としては、このテレビシリーズの流れを受けつつも個性的な八つ墓になったのではとの印象で、特にエピローグは原作や他の映像作品とかなり違う結末となっている。

古谷一行氏が金田一に扮する初期のドラマシリーズは未だに人気が高いと思うので、ファンなら機会があれば観て損は無いのではとお勧めしておきたい。

 

古谷一行氏が2022823日に亡くなられた。

以前から病気を抱えながらも力強く演技されており、よくぞこれまでとの思いも強い。

彼の演じる金田一耕助は小説のそれに比べてやや快活さに富むが、それでも原作に最も近い人物像に仕上がっている事に違いはない。

2013年に鬼籍へ入った長門勇氏が演じるとぼけた岡山弁の日和警部(原作には居ない人物)、そして古谷氏の如何にも人懐っこいあの金田一耕助は、今後も変わらず自分の中に残り続ける事だろう。





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