創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
『うごくメモ帳3D』は、先月末に無料配信が開始されたニンテンドー3DS向けのダウンロード専用ソフトである。 ご存知の方も多いだろうが、このソフトはニンテンドーDSi向けに同じ形態で無料配信されていた『うごくメモ帳』のパワーアップ版だ。 今回は裸眼3D対応をはじめ数多くの部分が強化されており、配信を心待ちにしていた私も満足の出来となっている。 本来このソフトは、手描きの絵に音を付けて簡単にアニメーションを作れるのが売りであるが、私はアニメーション機能は殆ど使っておらず、もっぱら便利なメモ帳として用いる事が多い。 解像度的に文字を沢山書くのには向かないものの、ちょっとした覚書や予定を記すには持って来いだし、一つのメモが最大999ページもあるので、残り枚数を気にせずに書けるのが有難い。 また、絵を嗜む人ならば、ラフデザインや設定画を描くのに適したツールだろう。 今回は、より細く書けるペンや塗り潰しなどの機能が用意されたので、私自身も文字と絵の両方に色々活用している。 実際に『うごくメモ帳3D』でアニメーションを作っているユーザーさんなら、もっと深く魅力を伝えられたと思うのだが、私としては手描きメモとしても大変便利だと伝えておきたかった由である。
なお、このソフト自体は無料で配信されているが、フレンドコードを交換しているユーザー以外と作品を共有できる「ワールドうごメモギャラリー」のサービスを利用するには、30日100円の利用券を購入する必要がある。 ただし、最初の30日は無料で、毎日15時から21時は無料のフリータイムが設けられているので、興味のある方はホームページにて詳細を確認してみてはいかがだろうか。 PR 前回のブログで触れた通り、WiiU用ソフトの『レゴシティ・アンダーカバー』を購入した。 海外ではレゴシリーズは大変な人気で、『スターウォーズ』『バットマン』『ロード・オブ・ザ・リング』など様々な題材をレゴブロックでコミカルに表現して来たが、今回の『レゴシティ・アンダーカバー』はこれまでと少し毛色が違っている。 まず既存の題材を拝借するのではなく、レゴブロックの世界そのものをオリジナルゲームにしているのが大きく違う。 次にストーリーごとに用意されたステージではなく、レゴシティという一つの街をオープンワールドとして丸ごと表現するという、非常に大胆な方針転換を行っている。
『レゴシティ・アンダーカバー』はかなりスケールの大きな作品で、サードパーティーがこれほどの規模のソフトを独占供給するのは、ファーストパーティーとのコラボレーションタイトルならではという気がする。 レゴオリジナルの世界観とオープンワールドというシステムについては、当初不安を抱いたファンも多いと思うが、先行発売した海外では中々の評判を得た様だし、実際にプレイした私も流石Tt games(レゴシリーズの開発会社)と膝を打たずには居られない出来であった。 今回のレビューもいつもと同じくネタバレはしないが、このゲームが気になっているユーザーさんの参考になりそうな点を簡単に説明してみたい。 このゲームは、数年前までレゴシティで活躍していた凄腕警官チェイス・マケインが再び街へ戻って来る所から始まる。 時を同じくして、彼がかつて逮捕した大悪党レックス・フューリーも刑務所を脱獄しており、チェイスはレックスを再び捕らえる為に潜入捜査官として色々なミッションをこなして行くというのがメインストーリーだ。 実際のゲームがどういう感じかは公式サイトを参考にして貰うとして、私がプレイ前に抱いていた懸念と実際にプレイして感じたその感想を挙げてみよう。
疑問:レゴオリジナルという事で、既存の題材を用いたこれまでのシリーズに比べて、ストーリーやキャラクターのインパクトが弱くなっていないか? 感想:個人的には全く問題なし。独特のコミカル感もキッチリ表現されており、しばらくプレイしていれば今作の方により魅力を感じる人も多い事だろう。
疑問:初のオープンワールドという事で、今までの魅力が損なわれているのではないか? 感想:オープンワールドを広く生かすミッションは、車で指定の場所へ移動したりビルを飛び越えながら追いかけっこするパターンが多く、一方でダンジョン的なステージで仕掛けを解くミッションもちゃんと用意されている。寧ろこれまでのシリーズに、新たな魅力を追加したと捉えるべきだと思う。
疑問:自由度はどれくらいあるのか? 感想:それこそオープンワールドになったおかげで、ミッションそっちのけに街を走り回れる。私はまだクリアしていないのだが、主人公の能力が増えてくるにしたがって、更に動ける範囲が広がりそうだ。ステージ制で無くなったのは、自由度という点で間違いなく恩恵を受けていると思う。ミッションクリア後にフリープレイ可能なのも今まで通りだし、操作キャラクターの外観を自由にカスタマイズする事も当然できる。また決められた各ポイントで、好きな時に好きな乗り物を呼び出す事もOK。
疑問:ボリュームはあるのか?また収集要素はどのくらいなのか? 感想:ボリュームは十分満足できるし、クリア後も楽しめる。これまでのレゴシリーズもかなり収集要素があったが、今作はオープンワールドなので思わぬ所にアイテム等が隠されているし、コレクターアイテムの総数も気が遠くなるほど多い。
疑問:オープンワールドを読み込む為にローディング時間が長いと聞いているが、どうなのか? 感想:ミッション前やホームとなる警察署へ入る時はかなり待たされる事になる(約1分は覚悟していた方がいいだろう)。これはこのゲームでほぼ唯一の欠点と言える。ただ、面白さにやめられなくなる事の多いゲームなので、次第にこの長いロード時間がひとときの安息ポイントに思えてくるのも事実である(皮肉ではなく本当にそうなって来るのだ)。
疑問:PROコントローラーは使えず、WiiUゲームパッドだけでしか操作できないのは不便ではないか? 感想:私もWiiUゲームパッド専用のソフトは『バットマン・アーカムシティ』以来だったのだが、ゲームパッドの機能を活用しているゲームなのでこれは仕方ないだろうと思うし、別段重みを感じる事もなく遊べている。ナビゲートしてくれるキャラクターの声がゲームパッドから聞こえてくるのはかなり良い感じである。
ざっと思い付く点を幾つか並べてみたがどうだろうか。 レゴとはいえ非ブロックの部分はクオリティーの高いグラフィックに仕上げられており、その点でも文句が出る事は少ないと思う。 なお、強盗ではなく警察を主人公にしたレゴ版GTA(グランドセフトオート)と言われるだけあって、非常にコミカルながら子供がやるには相応しくない部分もある為、保護者の方はその点に留意いただきたい。 レゴシリーズは見た目から子供向けと思われているが、大人も十二分に楽しめる全年齢向けゲームであり、特に『レゴシティ・アンダーカバー』はギャング絡みの話だけに推奨年齢も高いのだ。 個人的な意見ではあるが、『レゴシティ・アンダーカバー』は私が購入したWiiUソフトの中でも最高の出来と太鼓判を押せるソフトである。 まさに買って損なしのタイトルであり、特にレゴシリーズのファンなら必買とも言えるゲームソフトだろう。 ようやく『ピクミン3』が発売された。 任天堂のWiiUソフトとしては、実に本体と同時発売だったスーパーマリオブラザーズU以来の有望タイトルと言える。 私は今月後半に発売が予定されている『レゴシティ・アンダーカバー』を買うつもりなので、プレイ時間的な問題から今回ピクミン3の購入は見送った。 プレイしていないソフトをレビューする事は出来ないのでこれ以上書く事は無いのだが、予想通りかなり面白いゲームのようだ。 『ピクミン』と『ピクミン2』はプレイ済みなので大体の予測はつくが、HD画質になりグラフィックが綺麗になったのと、システムを強化する一方で不要な部分を削ぎ落としたとの印象を受ける。 いずれ私にも、奇妙で愛らしいピクミンと共に、不思議な弱肉強食の世界を生き抜く機会が訪れると思うので、ソフトレビューはその時の事としたい。 先日、久し振りに『獄門島』のDVDを観る機会があった。 もう何度も観ている作品だが、市川監督をはじめ多くの出演者が既に故人なのを考えると、やはり一抹の寂しさを禁じ得ない。 市川監督がメガホンを取った金田一耕助シリーズは全部で7本だと記憶しているが、中でも良作なのは『犬神家の一族』『悪魔の手毬唄』『獄門島』の初期3本だろう。 この3作で一旦終了となる筈がその後も2本作られ、長い年月を経た後に『八ツ墓村』が出て、更に間を置いて自作リメイクとなる『犬神家の一族』で終止符を打つ。 映画版『獄門島』は、数ある金田一耕助物でもかなりお気に入りなのだが、個人的に一つ残念なシーンがある。 ストーリーに関するネタバレは一切したくないので詳しくは書かないけれど、監督の犯人像に対する“あるこだわり”から原作とは異なる展開が加えられており、その為の布石を描写したが故に観る者を混乱させるシーンがあるのだ。 犯人が誰かを惑わせる効果が出ていると言えなくもないが、逆に関連性を抱かせてしまっている効果の方が大きい様に思う。 人によっては別段気になる事も無いと思うが、せめて後半まで犯人が誰たるかは伏せておいて欲しいという原作ファンの要望だろうか。 『獄門島』はオープニング部分とエンディング部分が秀逸で、特に後者は見終わった者に爽やかな後味を残してくれる。 市川監督はこのシリーズの金田一耕助を天使の様な存在と位置付けているらしいが、それが良く表されている微笑ましいシーンだ。 事件解決後、金田一らに大きく手を降りながら見送る小林昭二演じる漁師の姿は、薄れゆく昭和への憧憬と重ね合わせてしまい、温かく切なく私の胸を打つのである。
もう7ヶ月以上も毎日プレイしているゲームソフトがある。
去年10月末に発売されたニンテンドー3DS用ソフト、『とびだせ どうぶつの森』がそれだ。 私はニンテンドウ64で第一作が出て以来、どうぶつの森シリーズは全て購入しているのだが、実はいつも2ヶ月足らずでやめてしまっていた。 ところが今作に限ってこんなに長く続いているのは、前作『街へ行こうよどうぶつの森』が前々作『おいでよ どうぶつの森』と代わり映えしないと不評だったのを反省し、シリーズの魅力そのままに細かくテコ入れしたのが大きい。 プレイヤーが擬人化された動物達の暮らす村に引っ越し、誰に気兼ねする事なく勝手気ままに暮らせるのはいつも通り。 一方、動物達のリアクションにバリエーションが増えていたり、アイテムをリメイク出来たり、村長として公共事業を行なえたり、オンライン要素が強化されているなど、「遊び手にタスクを強要するのではなく、何かやりたいなと思った時のリアクションを充実させる方向」へ進化させているのが秀逸なのだ。 村長の秘書として明るく健気に接してくれるしずえちゃんを筆頭に、多くのサブキャラクターや施設が絶妙のスタンスで迎えてくれるのも嬉しい。 随所で流れる音楽も実に豊富で素晴らしく、知らぬうちに聴き入っている事もしばしばである。 更に私が今作を長く楽しめている大きな要因は、膨大な数に登るアイテムへの執着を捨て去った事だろう。 どうぶつの森は任天堂ソフトの中でも屈指の自由度・アイテム数・カスタマイズ性を誇るシリーズであり、下手にアイテム収集にこだわるとキリがないなと以前から強く感じていた。 勿論、気に入った物があればその都度手に入れるが、限定品であろうと何だろうと特別固執しないというスタンスを取る事で、実に気軽なプレイを楽しめる様になったのは想像以上の効果であった。 今後もブログの中で度々触れる機会があると思うが、『とびだせ どうぶつの森』はゲームという媒体が産んだ、最良の存在の一つとの思いを強くするばかりである。 |
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