忍者ブログ
創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
[20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30]

モンスターハンター4Gが控えている事だし、そろそろモンスターハンター4を再開しようという事で、久し振りに友人とオンラインマルチプレイをやってみた。

 
その時は、主に上位集会所ランク7の緊急キークエスト「高難度:千の剣」をプレイしたのだが、これは私の貧弱な腕前ではソロによるクリアが困難なクエストだ。

 
これをクリアしないとハンターランクが開放されないため避けては通れないクエストなのだが、標的のダラ・アマデュラが細長い体躯の巨大な蛇型ドラゴンである事、また千剣山というキャンプ以外に逃げ場の無い単独ステージであるという事が攻略方法を特殊にしている。

 
千剣山は大小二つの岩山を頂とした段々の岩場なのだが、ダラ・アマデュラはステージ全体に巻き付くほどの巨体であり、まさにモンスター自身がステージギミックの一つと言っても過言では無い。

 
その巨体ゆえ、ガンナー以外のハンターは限られた幾つかの部位を攻撃していく事となるが、ダメージを与えてダウンさせればある程度任意の部分を攻撃出来る。

 
ただ、自分の居る場所によっては移動中にダウン復帰となる事も珍しくないので、間に合わないと思ったらとにかく攻撃を叩き込んだ方が無難だろう。

 
クリアまでの細かい段取りは攻略本や各攻略サイトを参考にして貰うとして、今回は個人的に感じた点を幾つか書いてみたい。

 
まずダラ・アマデュラは非常に体力が高いので、ソロや二人でクリアを狙うとなると攻撃重視の戦法をとらざるを得ない。

 
弱点である龍属性の武器で挑むのが望ましいが、隙があれば支給品や持ち込んだ爆弾でダメージを稼ぐのも有効だ。

 
私は唯一まともに扱えるガンランス(ボルティックワークス)で戦ったけれど、操虫棍のTHEチェイサーを操る友人が居なければ手数が足りずに時間切れだったと思う。

 
当初は龍属性値600を持つオベリスクで挑んだものの、砲撃の有効範囲が狭い事から、拡散型レベル4のボルティックワークスに変えた。

 
これはあくまで私の場合だが、部位破壊自体はボルティックワークスの砲撃・溜め砲撃より、オベリスクの通常攻撃の方が早かった(一番早かったのは爆弾だったが)。

 
しかし、弾かれ無効である砲撃の範囲が広く威力も高い前者の方が、結果的に手数やダメージで勝ると考えたのだ。

 
ボルティックワークスは装備すると防御力がアップするボーナスがあったし、その青ゲージの長さから、業物のスキルを付ければ砲撃を連発しても中々斬れ味が落ちない安心感もあった。

(ちなみに発動スキルは「砲術マスター」「ガード性能+2」「業物」の3つ)

 
ダラ・アマデュラは動きが遅い部類に入るが、空から降り注ぐ光弾攻撃は非常に被弾率が高いので、ある程度のダメージに耐えられる防御力を整えておいた方が無難である(出来れば400前後欲しいか)。

 
大ダメージを受ける薙ぎ払いブレスは、高台に居る時以外は緊急回避しか逃れる術が無いので、フェイントに惑わされない様パターンに慣れておきたい。

 
ターゲットカメラの表示が「探知不可」になったらブレスか突進咬み付きなので、納刀して回避の準備をしておこう。

 
またモドリ玉を調合分持って行き、危ない時は回復などをキャンプで行う様にすると安全だ。

 
このクエストは、ダラ・アマデュラの体力の多さもあり、ソロプレイでクリアを狙う人にとってかなりしんどい壁ではないだろうか。

 
少なくとも私は、そう何回も挑みたくない苦手なクエストである(笑)。

PR

 今回のお題であるWiiUソフト『スーパーマリオ3Dワールド』は、去年の年末に購入して以来、実に四ヶ月以上手つかずにいたソフトである。

 当時はモンスターハンター4に手一杯だったし、その後も忙しくて中々プレイに踏み切れなかったのだ。

 このソフトは、ニンテンドー3DS向けの『スーパーマリオ3Dランド』と同じく2Dのスーパーマリオを3Dに置き換えた様な作品で、オフラインによる四人同時プレイ対応など3DS版を正統進化させた内容となっている。

 3D空間を自在に動き回れる据え置き機向けスーパーマリオ本編といえば、ニンテンドウ64の『スーパーマリオ64』、ゲームキューブの『スーパーマリオサンシャイン』、Wiiの『スーパーマリオギャラクシー』シリーズ2作が挙げられるが、2Dマリオとの融合が図られている『スーパーマリオ3Dランド』(3DS3Dランドも同様)はそれらと少し趣が違う。

 カメラがかなり引いているので従来の3Dマリオより迫力に欠けるが、それと引き換えに操作キャラクターとマップを認識し易く3D酔いもしにくい(カメラは遠近以外の調整が可能)。

 このスタイルなら一台のテレビで画面分割する事なく四人同時プレイするのも可能だし、色々な層のユーザーが遊べる3Dマリオゲームとしては現在これが最適解と言っていいだろう。

 これをプレイして思ったのは、「何と面白くて良く出来たゲームだろう」という事。


 以前、自分が購入した
WiiUソフトの中では『レゴシティ・アンダーカバー』が一番面白いと書いたが、今は『スーパーマリオ3Dワールド』の方を推したい気持ちだ。


 例えば『レゴシティ・アンダーカバー』は、海外製ソフトに見られる分かりにくさや説明不足が若干存在するのだが、『スーパーマリオ
3Dワールド』は全ての面において見事な完成度を保っている。

 世界観にベストマッチした美しいグラフィックス、相変わらず良好な操作性、色々な所に詰め込まれた豊富なアイデア、そして肝心要のプレイする楽しさ。


 しばらく放置状態だったのが何とも惜しまれる傑作であり、まだ未プレイの
WiiUユーザーには是非ともお勧めしたいソフトに仕上がっている。

 個人的には制限時間に縛られず楽しみたい気もするが、基本的に2Dマリオのプレイスタイルを軸としているので、それは別のシリーズに期待したい。

本日、和製ホラーゲームの代表格の一つ『零』シリーズの新作がWiiU向けに開発中と聞いて、どこか胸を撫で降ろす思いがした。

と言うのも、以前Wii向けに発売した『零・眞紅の蝶』の売り上げが振るわなかった為、更にコストの掛かるHD据え置き機のソフトとして零が出るか心配していたのだった。

『零・月蝕の仮面』以降の同シリーズは全てコーエーテクモゲームスと任天堂のコラボレーションタイトルとなっているが、任天堂が零に肩入れするのはホラーゲームにもかかわらず流血描写が殆ど無い点ではないかと推測する。

このシリーズは射影機と呼ばれる写真機でフィルムに霊を封じ込めるので、武器を使わず血も出さずに敵を倒す。

霊を相手にするので当たり前と言えば当たり前だが、相当な怖さを有しながら流血描写を含まないゲームはかなり貴重な存在だ。

流血ばかりか肉体欠損も珍しくなくなった昨今のホラーゲーム界において、任天堂が自社販売できる範疇の作品と言える。

また、零は最初の三部作とWii向けの二作とで大きな違いがある。

それはカメラが引きではなく背後へ回った事と、Wiiリモコンを懐中電灯に見立てて操作する事だ。

Wiiには後者を採用したホラーゲームが幾つも出たが、臨場感を重視したのか一人称視点の物が多く、零の様に三人称視点のソフトは余り無かった。

可憐な女性が主人公となる場合の多い零においては、操作キャラクターの姿がきちんと見える方が似合っているし、どのみち射影機を構えると一人称視点になるので、その切り替えが良いアクセントになっている。


 今回は映画・小説などメディアミックスして『零』を盛り上げるとの事で、消えて行く名タイトルが多い中、テコ入れして需要を広げようとする試みは素直に喜びたい。

WiiUゲームパッドは正に射影機そのものだが、リモコン操作も魅力的だし、どのような操作を採用するのか楽しみに待っていようと思う。


 先日、『ファイヤープロレスリング』シリーズの生みの親と言われる増田雅人氏が、48歳という若さで逝去された事を知った。

 
80の齢を重ねる人も少なくない世にあって、何とも早い死だと感じざるを得ない。

 
『ファイヤープロレスリング』、略して『ファイプロ』と呼ばれるこのプロレスゲームは、私にとっても非常に思い出深いシリーズである。

 
PCエンジンとスーパーファミコンで発売された物は全てプレイしたし、セガサターンやプレイステーションで出たタイトルも幾つか触る機会があった。

 
私や友人などシリーズ累計でどれだけの時間遊んだか分からぬ程だが、当時プロレスや格闘技が好きだった人間にとっては、マストバイとも言えるソフトだったと思う。

 
このゲームが優れているのは、出来るだけ簡単な操作で格闘技のマニアックな部分を再現しようとした所で、実在のプロレスラーや格闘家のファンも少なくなかった様だ。

 
オリジナルレスラーを作成出来るエディット機能や、特定の技を使うとランダムに発生するクリティカルKOを導入した時の興奮は、随分と時間を経た今でも何となく覚えている。

 
後年はスタミナ消費やアルティメットスタイルでのファイトも再現し、プロレスの枠を大きく超えてあらゆるスタイルをカバーする総合格闘ゲームにまで成長したのは、まさに本懐を遂げたと言えるのではないだろうか。

 
今も新作を望む声がやまない本作だが、現実の格闘技ビジネスが斜陽期に入るのと重なるように『ファイプロ』シリーズ本編の系譜は事実上途絶えてしまっている。

 
増田氏の訃報を聞いたその夜、私は以前Wiiのヴァーチャルコンソールで購入した『ファイヤープロレスリング3・ファイナルバウト』を起動してみたが、当時の事がとりとめもなく思い出されて来て、懐かしいやら寂しいやらで困ってしまったのだった。

ウィリアム・フリードキン監督の『エクソシスト』は、私にとって忘れられない映画の一つである。

 
先日、同作品のブルーレイを購入して久し振りに観たのだが、やはりその思いが揺らぐ事はなかった。

 
古い映画のブルーレイ版がしばしばそうである様に、高解像化で映像の雰囲気が変化しないか心配していたものの、その面は殆ど違和感が無かったと言って良いだろう。

 
確かに、かつて粗い解像度で観た時のざらつき感が、怖さやリアリティーを増幅していたとは思うが、ブルーレイ版も雰囲気を損なわない出来に仕上がっている。

 
『エクソシスト』は、この種の物としては脈絡が通っている方だと思うが、悪魔が起こす事象については理由付けや整合性を欠いており、その歪みが他のシーンの中に巧みに混ぜ込まれている。

 
冒頭のイラクから始まるシークエンスは、当時まだ馴染みの薄かった異郷の地を舞台に、マックス・フォン・シドー演じるランカスター・メリン神父と悪しき者との対決を静かに予感させる名場面で、私も初めて観た時は形容し難い戦慄と興奮を覚えたものだった。

 
その後はマクニール母娘とデミアン・カラス神父を軸に物語が進むが、女優として名声と富を得る前者は娘リーガンの怪異たる変貌に翻弄され、後者は神に仕える者の理想と現実のギャップや身内の不幸に思い悩まされる。

 
こういった登場人物や物語の描写は無駄なく丁寧に行われていて、俳優陣も実に素晴らしい演技をしていると思う。

 
ドキュメンタリータッチを意識した演出になっているのも功を奏した。

 
勿論、特殊効果の技術と表現は今更言うまでもなく第一級品で、何度観たか分からぬ身でも今だに恐ろしさを感じるほどだ。

 
かつて『七人の侍』は、人間ドラマを描く手綱を緩めずにアクション映画を撮るという志のもとに作られたというが、『エクソシスト』も人間ドラマを含め全てをおざなりにすること無く描き切ったと言うべきか。

 それ
故に、この映画を単にホラー映画とカテゴライズする意見には、多くの人々が抵抗を感じてしまうのだろう。

 
もし未見なら、一度は観て損の無い傑作である。

 

※これは全くの余談だが、なぜ○○○(ネタバレ防止のため伏せ字)が本人以外に知らない事実を混ぜる事が出来たのか、以前から漠然と不思議に感じていた。

存在が存在だけに、かの者は黄泉の住人とも自由に交流可能なのか?

しかし、今思えばその場に居る人間の心を読み取る事が出来さえすれば良いのだと気付いた。

これなら人格は一つだと断言したメリン神父の言葉とも辻褄が合う。

と言っても、実際の製作者の意図がどうなのか知る由も無いのだが(笑)。



忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
hiden
性別:
非公開
職業:
自営業
趣味:
小説などの創作をする事
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析