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創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
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2019年のE3は「あつまれどうぶつの森」や「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」の続編が発表されるなど、個人的に嬉しい情報が多かった。

前者の発売日が2019年内から2020320日に延びたのは非常に残念だけれど、素材を集めて色んな物をクラフトするなど近年のトレンドを取り入れており、かなり自由度の高いソフトになっている様だ。

シリーズの集大成的なソフトとなった「とびだせどうぶつの森」を未だにちょこちょこプレイしている自分だが、電車や商店街エリアの存在が田舎感を失わせている事にずっと違和感をおぼえていた。

これまでは既にある村に引っ越して来るパターンだったのだが、今回はお馴染みのたぬきちが主催する無人島移住プランにどうぶつ2(匹ではない)と参加する形でゲームが始まる。

そこから先はプレイヤーがどんな風に進めてもOKという感じの様で、余りこだわらずにゆったり過ごすもよし、発展させてどうぶつを増やしワイワイ楽しむもよしという事の様だ。

プレイの仕方次第では「とびだせ どうぶつの森」で一躍人気キャラクターとなった村役場の秘書しずえさんも登場するというし、まことに発売が待ち遠しい限りである。


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1975年の映画『スカイ・ハイ』は、『片腕ドラゴン』や『片腕カンフー対空とぶギロチン』などで知られるジミー・ウォング主演のアクション映画である。

物語の舞台はオーストラリア。

ジミー・ウォング扮する辣腕警部が香港とオーストラリアを股にかける麻薬組織と激闘を繰り広げる話で、カーアクションやカンフーアクションが満載の娯楽作品である。

舞台はオーストラリアだし監督もイギリス人なので、格闘アクションの連続にしてはアジア映画っぽい湿り気が薄くカラッとした演出が小気味良い。

ただ、ジミー・ウォングはブルース・リーやジャッキー・チェンらと違って武道の経験が無いため、カンフーアクションに素人臭さが残る。

いわゆる型の決まりが悪いというやつだろうか。

役者としては相当頑張っていると思うが、他の香港スターたちの水準が高いだけに残念な印象は否めない。

一方、その童顔と不遜な態度が印象的な彼の演技は確かに惹きつけるものがある。

この作品のキャスト達はかなり危険なシーンに挑んでおり、中でもジミー・ウォングは活躍する場面が多いだけに怪我と隣り合わせの撮影だった事だろう。

その甲斐あって、復讐劇を出世作としたそれまでと違い、ちょっとしたロマンスやスマートさが加わった新たな魅力を放つ一本に仕上がった。

香港の空を舞うグライダーから主人公の射撃シーンになるオープニング、激闘の末にサラリと締めくくられるエンディングには、ジグソーの名曲スカイハイ(ミル・マスカラスの入場曲としても有名)が流れる。

これがアクション映画らしからぬどこか爽やかな印象を観客に与えていて、私もジミー・ウォング主演の映画ではこの『スカイ・ハイ』が一番のお気に入りだ。

若き日のサモハンキンポーの姿も見られるし、興味のある方は手を伸ばしてみてはいかがだろうか。



多忙な日々が続いた事もあり、またも前回の更新から間が空いてしまったようだ。

先日、去年話題となった映画『カメラを止めるな!』のテレビ放映があり、この手の物には手を出さない自分もリアルタイムで視聴させて貰った。

階層仕立てになっている構造は容易に想像がついたのでサプライズは無かったが、こういうコメディータッチの小気味よい映画は久し振りに観たので素直に楽しめた。

場面が変わりながらの40分近いシーンを実際にワンカットで撮影したのは大変な苦労だったろうが、ただのシュミレートにとどまらず二幕目を構成する上でのアイデアを生み出すシステムになっているのが実に秀逸である。

監督やキャストの副音声を生放送で流す試みも中々ユニークで、話題作をノーカットで放送し始めた事といい、Huluの国内事業を手に入れた日本テレビは今後も色々やってくるかも知れない。



「グレートウォール」は中国資本がレジェンダリーピクチャーズを買収した後に公開された映画で、60年ごとに襲ってくる怪物群を万里の長城を防波堤にして防ぐという、まさに中国が作ったハリウッド映画とも言える作品である。

マット・デイモンが主演するほかウィレム・デフォーやアンディ・ラウなど有名どころの俳優が脇を固め、監督も巨匠チャン・イーモウとそうそうたる布陣だったのだが、公開後の評判は余り芳しく無かった様だ。

確かに数百億円掛けた超大作として期待すると傑作とは言い難いかも知れないが、やや上っ面を撫でた演出ではあるものの、娯楽に徹した豪華な映画を観れて個人的に満足出来る作品だった。

状況の割に深刻さは希薄なので、パイレーツオブカリビアンの様なノリと言えば分かり易いだろうか。

敵である怪物にインパクトが無いのが誠に残念で、これは「キングコング:髑髏島の巨神」と共通した問題だろう。

マット・デイモンやアンディ・ラウは格好良かったし、清凛としたヒロインを演じたジン・ティエンも非常に魅力的だった。

オオッという驚きこそ無いが、正攻法の娯楽映画としてキッチリと楽しませてくれるので、興味があれば手に取ってはいかがだろうか。



「スペースバンパイア最終版」は1985年公開時のバージョンが収録されているのに釣られて購入したが、定価だと一万円近い値段なので買うのに躊躇したブルーレイディスクでもあった。

現行通常版・劇場公開版ともに日本語吹き替えが収録(それぞれ個別の吹き替えが収録されていて、吹き替えの欠けた部分は原語+日本語字幕が挿入する)されているし、当時のパンフレットの解説などを載せたブックレットも付属するけれど、いま流通しているバージョンより敢えて短い公開版を目当てにお高めの物を買うのは少々気後れしたのだ。

実際に観てみると画質は中々に良好だし、オーディオコメンタリー・複数のインタビュー・当時のメイキングなど充実した内容となっていた。

日本国内では今回が初のブルーレイバージョンの発売となるが、海外版のものと思われる特典も複数収録されており、これらの権利料もあって高額になっているのかなと予想される。

今さら詳しい内容を書く事はしないが、敵役マチルダメイの大胆な裸体やヘンリーマンシーニのテーマソング、特殊効果をふんだんに盛り込んだBSF大作として独自の地位を確立した本作はやはりカルト的な魅力を持つ。

「悪魔のいけにえ」や「セーラムズロット」を撮ったトビー・フーパー監督にしては不気味さはあっても“怖さ”が無い「スペースバンパイア」だけれど、舞台の移り変わりが激しい上に明確な主人公が居ない感じなので、場面の羅列から大きく逸脱する演出は難しかったのかも知れない。

今回の「スペースバンパイア最終版」は個人的に満足できる商品だったが、値段の事を考えると気軽にお勧めし辛いのがもどかしい所である。






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