amazonからウルフリンクamiibo+サントラCD付きの『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスHD』が届いたので、序盤までプレイした感想を少し書いてみたい。
私は『ゼルダの伝説 時のオカリナ』からこのシリーズが好きになり、以降は据え置き機向けに発売される物は全てクリアしている。
前作『ゼルダの伝説 風のタクト』はトゥーンレンダリングを採用したアニメーションさながらの見た目が賛否両論を呼んだが、当時苦戦していたゲームキューブの立て直しが急務だった事もあり、通常のシリーズよりダンジョンが少ない状態での発売に踏み切ったと批判を浴びた作品でもある。
そのせいか、トワイライトプリンセスは通常の3Dグラフィックスに戻され、ボリュームも満点という特に海外のゼルダファンには嬉しい変更が成された。
それがWiiU向けに1080pの解像度でHD化され、幾つかの手直しや追加要素をほどこされて世に出された訳である。
元々トワイライトプリンセスはゲームキューブ向けに作っていたタイトルだったが、リモコン操作用に左右が反転したWii版も同時開発されており、後者は店頭へパッケージ版が出たのに前者はオンライン販売のみという不遇な扱いを受けている。
今回のHD版はこのゲームキューブ用がデフォルトになっていて、左右反転したマップは辛口モードでないと遊べない仕様だ。
トワイライトプリンセスは少しぼやかした感じの絵作りが作品のテーマとマッチして非常に美しく、私が購入したWiiソフトでこれを超える見た目のゲームはついに出なかった様に思う。
今回のHD版はそのぼやかした雰囲気が薄れ、高解像度を生かしたくっきり精彩なイメージに変わっている印象を受けた。
(ゲームキューブ版やWii版では気付かなかった作り込みに驚かされる事もしばしばである)
なお、このソフトはWiiUゲームパッド(パッド単体プレイにも対応)とWiiU PROコントローラに対応していて、好みのスタイルでプレイ出来る。
私はWiiU PROコントローラで遊んでいるのだが、アイテムをどのボタンへ配置するかなどは、WiiUゲームパッドの画面をタッチして行う。
もうしばらく進めた後でこの続きを載せていきたいと思うが、グラフィックや操作感を含め今のところ十分合格点を満たしたアップグレードバージョンと言えるだろう。
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