G3クエストの古文書【轟】を解読すると、塔の頂でティガレックス希少種を討伐する「壊天瓦解」が現れる。
このクエストをクリアするとティガレックス希少種のG級素材や「覇王の証」が入手出来るのに加え、竜人商人の素材交換にナルガクルガ希少種の素材が並ぶようになる。
ガンランス使いの私としては、絶衝銃槍【鬼迫】を作る為に避けて通れないクエストだ。
この絶衝銃槍【鬼迫】というガンランスは、拡散型・砲撃レベル5・威力644・会心20パーセント・爆破300(覚醒)・スロット数2・匠で紫ゲージ出現と、非常に優秀な性能を持っている。
発掘武器を除けば最強レベルの拡散型ガンランスであり、是非とも入手したい逸品なのだ。
しかし、1つ手前の衝銃槍【威迫】を作る時、上位のティガレックス希少種を攻略するのに散々苦労させられただけに、今回も正直気が重かった。
ただ、G級のティガレックス希少種は上位より体力が少なめと聞いたので、この点は希望が持てたと言えよう。
水・氷の順に効くが、よく怒る上に怒ると手のつけられない暴れん坊なので、砥ぐ時間ロスと危険を考えて、拡散型レベル5&砲術マスターの砲撃スタイルで挑む事にした。
また、猫飯で砲撃と竜撃砲の威力が1.1倍になる「ネコの砲撃術」を付け、火力アップを図った。
実際、「ネコの砲撃術」があるのと無いのとでは、討伐時間に結構影響すると思う。
自分の拡散型レベル5ガンスにはスロットが無いし護石も良い物が乏しいので、スキルは砲術マスター・ガード性能+2・細菌研究家の3つしか付けられなかった。
体力が減ったとはいえ、G級ティガレックス希少種の行動や攻撃は上位より更にいやらしく強化されている。
爆破状態を伴う要素は細菌研究家で打ち消せるのだが、最も厄介なのは当たり判定が広くガードの上からも大きくHPを削るバウンドボイスだ。
とにかく頻繁に出して来るし、三連発も珍しくないから本当に始末が悪い。
ガードせずに至近距離でこれを食らうと、防御力700前後では一撃でHPが三分の一以下になってしまう。
同じくガードしても幾らかダメージが入る回転攻撃も多用するので、直接攻撃を食らったわけでも無いのに回復に追われるのが常である。
(運悪く猛攻が続くと、削りダメージだけで倒されてしまう事も)
次に嫌なのが、素早い上に追尾性能が高い突進攻撃で、G級では怒り状態だと五連続くらい突進して来る。
前述の如くガードの上からHPを削られ続け、このままではマズいと回復の為にやむなく納刀してモドリ玉を使おうとしたら、連続突進でキャンプ送りというパターンも多い事だろう。
疲労していると突進後にしばらく動けなくなるので凌げばチャンスだが、攻撃して怒らせると反撃や後ずさりジャンプしてチャンスを逸する場面も少なくない。
それでも終番となれば疲労やダメージ蓄積などで結構な回数転倒するが、その隙も回を追うごとに短くなるようだ。
ろくに回避も出来ないガードスタイルのガンサーである私だが、度重なるHP削りの為に支給品や調合したモドリ玉を多用しつつ、砲撃メインでチクチクとダメージを重ね何とかクエストをクリアした。
自分などまさにそうだが、咆哮を回避でキャンセル出来る腕を持たないハンターにとってバインドボイス連発は理不尽とも取れる仕様であり、非常に執拗かつ強力な攻撃を仕掛けてくるG級ティガレックス希少種は大きな脅威に違いない。※
一方、上位の時と同じく、頭部破壊のサブターゲットクリアで全素材が入手可能という助け船も用意されている。
ティガレックス希少種の頭は非常に硬いので、ガンランス使いなら砲撃レベル4以上の拡散型ガンランスを持ち、砲術マスター・重撃(部位破壊しやすくなる)・ガード性能+2・細菌研究家のスキルを付けて頭部を砲撃や竜撃砲で集中攻撃すれば、討伐時よりかなり短い時間でサブターゲットをクリア可能なはずだ。
ちなみに私がサブターゲット狙いで行く時は、以前作っていたバサルZ防具一式(ガード性能+2・重撃・暑さ無効・毒無効・麻痺倍化・スロット数7。他に細菌研究家のスキルも付けている)とエンパイア(拡散型・砲撃レベル4・スロット数3)で挑んでおり、レア素材の「驚異の大爆心」こそ未だ出ないものの、それ以外の絶衝銃槍【鬼迫】用素材はほぼこれで集められた。
理不尽な攻撃もあるが、ガンランス使いにとってG級のクシャルダオラやテオ・テスカトルよりはまだ戦い易い相手だし、準備さえしていれば上級者でなくともソロで渡り合えるモンスターだと思う。
※とは言うものの、ガードの上から体力を削るバインドボイスと回転攻撃は、咄嗟の場合に回避できると非常に便利だろう。
何かに被弾しようものなら、ガードしても削りダメージ一発でキャンプ送りになる危険性があるし、実際私も何度かそういう目にあった。
PR