忍者ブログ
創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
[74] [73] [72] [71] [70] [69] [68] [67] [66] [64] [63]

大河原邦男氏のメカニカルデザインの魅力を語る第二弾は、機動戦士ガンダムSEEDに登場するモビルスーツ『イージスガンダム』である。

劇中では主人公キラ・ヤマトのライバルとも言うべきアスラン・ザラが搭乗し、善と悪の面を併せ持つかの様なデザインの赤いガンダムだ。

この作品の前半に登場する5機のガンダムには元デザインを手掛けた人達が居るらしく、イージスガンダムもその内の一つのようだ。

私は長年に渡り大河原氏のメカデザインに触れてきただけあって、設定画を見れば氏の描いた物か否か大体わかるのだが、5機のガンダムのうちストライクガンダムとイージスガンダムはらしくない部分が特に多い。
(ガンダムではないが、M1アストレイも同等の印象がある)

初見だと、他人のデザインを大河原氏がクリーンナップしただけのモビルスーツだと思う人も居るのではないだろうか。

かくゆう自分も、重戦機エルガイムやファイブスター物語でお馴染みの永野護氏が現代風に描いたゼータガンダムを、大河原氏がクリンナップすればこんな感じになりそうだなと思ってしまった(笑)

一方、大河原氏の独自性も無い訳ではない。

イージスガンダムは人型だけでなくモビルアーマー巡行形態とモビルアーマー砲撃形態に変形するのだが、こちらは大河原メカっぽい部分が見られるし、どのパーツがどこへ移ったのか分からないほど複雑な変形機構をシンプルに処理しているのは面目躍如といった所。

三段階もの形態を持ちながら、モビルスーツ時もライバル機的な格好良さをシッカリ保っているのは流石と言わざるを得ない。

大河原メカっぽさが薄い故にそこに含まれた魅力が光る、個人的にかなり好きなデザインのモビルスーツである。


※追記
先日、WiiU用ソフトのゼノブレイドクロスを予約したので、発売後はプレイした感想などをブログに載せてみたいと思う。

以前からかなり楽しみにしていたタイトルなので、出来れば複数回に渡って色々書いていきたいと考えている。

PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
hiden
性別:
非公開
職業:
自営業
趣味:
小説などの創作をする事
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析