モンスターハンターシリーズではガンランス位しかまともに扱えない自分にとって、クシャルダオラはかなり厄介な敵である。
風を自在に操るこのモンスターは、風圧(大)効果のある風鎧を帯びている状態でいる事が多く、ダメージが蓄積すると更にガード不可の黒い龍風圧まで纏ってしまう。
しかも、食らうと吹き飛ばし効果のあるブレスや氷やられになるブレスを連発するばかりか、吐くとしばらく消えずに移動する竜巻まで起こす始末だ。
ランスやガンランスは、これら厳しい攻撃をガードしているうちにスタミナゲージが無くなり、やがてブレスの餌食となってしまうという事態が多発する。
また、各種風圧に体勢を崩され、そこへブレスをお見舞いされるのも、最早お約束と言えるパターンだ。
風圧(大)無効のスキルを付けると体勢を崩される機会は流石に減るが、『ガード中にスタミナゲージが無くなり~』のパターンまでは防ぎ切れない。
ランサー達にとって、クシャルダオラが最も苦手なモンスターの一つに数えられる所以がここにある。
そういう私も、クシャルダオラ自体はソロやマルチで何回かは倒したが、激しい波状攻撃に嫌気がさし、友人と二人でないとなかなか狩る気になれないモンスターだった。
表題の『上位イベントクエスト:マガジン・鋼龍飛翔!』にソロ(1人でのプレイ)で挑んだのは、胴系統倍化のスキルを持つ腕装備のゾディアスアームを作る為に、このイベントの確定報酬である『冥天の星くず』が必要だったからだ。
しかしやはりと言うべきか、手を変え品を変え色々試してみるものの、やればやるほどクシャルダオラとガンランスの相性の悪さが浮き出るばかり。
そして半日ばかり頭を悩ませていた時、ふとある考えが浮かんだ。
「強走薬グレートと強走薬を持ち込んで、ガード中のスタミナゲージ切れを防いではどうか」
スタミナゲージが減らなくなる強走薬グレートの効果は約6分、強走薬の効果は約3分らしいが、これを各5個ずつ持って行けば合計45分間もスタミナが減らない計算になる。
結論から言うと、これはドンピシャであった。
相手がどんな種類のブレスを吐こうが竜巻を起こそうが、龍風圧を除いてガードしている限り全く安全となったので、落ち着いて戦略を練れる体制が出来たのだ。
クシャルダオラは風鎧を纏っている時でも頭と尻尾には攻撃が通るが、部位によっては青ゲージでも弾かれる為、各種砲撃をメインに攻めつつ隙を見て竜撃砲を叩き込む戦法を選択。
武器は拡散型レベル4のガンランス『ボルティッククワークス』を使い、スキルは砲術マスター・ガード性能+2・防御力UP(小)を付けたが、強走薬グレートの効果が切れるまでに斬れ味が落ちたので、防御力UPより業物の方が良かったと思う。
また、閃光玉が効果的なので調合分と合わせて最大数用意し、墜落したり目の回った所へ溜め砲撃や竜撃砲をお見舞いした。
合わせてモドリ玉も調合分まで準備し、強走薬の効果が切れたりHPが大きく減ったりすると、迷わずキャンプへ戻り万全の体制を整えた。
結果的には約20分ほど、強走薬グレート3個を消費してクシャルダオラを討伐し終えたのだが、スタミナ切れの心配が消えた事でいつもと似た感覚で戦えたのは大きな収穫であった。
正直、奇策でも何でも無いし、強走薬を使えなど改めて進言するのが恥ずかしい位なのだが、この方法ならランサーでもクシャルダオラとほぼ対等に戦える筈だ。
以前ブログに集会所6『高難度:黒き竜たちの挟撃』の事を書いたけれど、あの時以上に強走薬が重要な役目を果たしてくれるので、もしクシャルダオラ攻略に困っている方は試して頂きたい。
※強走薬グレートは上位イベントクエスト『銀の匙・卵の試食パーティ』のサブターゲットクリアでアイテムBOXに並び、支給品が来るまで待てば強走薬も入手可能。
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