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創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
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本日、和製ホラーゲームの代表格の一つ『零』シリーズの新作がWiiU向けに開発中と聞いて、どこか胸を撫で降ろす思いがした。

と言うのも、以前Wii向けに発売した『零・眞紅の蝶』の売り上げが振るわなかった為、更にコストの掛かるHD据え置き機のソフトとして零が出るか心配していたのだった。

『零・月蝕の仮面』以降の同シリーズは全てコーエーテクモゲームスと任天堂のコラボレーションタイトルとなっているが、任天堂が零に肩入れするのはホラーゲームにもかかわらず流血描写が殆ど無い点ではないかと推測する。

このシリーズは射影機と呼ばれる写真機でフィルムに霊を封じ込めるので、武器を使わず血も出さずに敵を倒す。

霊を相手にするので当たり前と言えば当たり前だが、相当な怖さを有しながら流血描写を含まないゲームはかなり貴重な存在だ。

流血ばかりか肉体欠損も珍しくなくなった昨今のホラーゲーム界において、任天堂が自社販売できる範疇の作品と言える。

また、零は最初の三部作とWii向けの二作とで大きな違いがある。

それはカメラが引きではなく背後へ回った事と、Wiiリモコンを懐中電灯に見立てて操作する事だ。

Wiiには後者を採用したホラーゲームが幾つも出たが、臨場感を重視したのか一人称視点の物が多く、零の様に三人称視点のソフトは余り無かった。

可憐な女性が主人公となる場合の多い零においては、操作キャラクターの姿がきちんと見える方が似合っているし、どのみち射影機を構えると一人称視点になるので、その切り替えが良いアクセントになっている。


 今回は映画・小説などメディアミックスして『零』を盛り上げるとの事で、消えて行く名タイトルが多い中、テコ入れして需要を広げようとする試みは素直に喜びたい。

WiiUゲームパッドは正に射影機そのものだが、リモコン操作も魅力的だし、どのような操作を採用するのか楽しみに待っていようと思う。


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