創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
5月5日、久し振りに遠出をして兵庫県立美術館で開かれている『大河原邦男展』へ行って来た。 いまさら大河原邦男氏の経歴を書き連ねるのはやめておくが、アニメーションや玩具の世界を中心に活躍しているメカニカルデザイナーで、子供向けから大人向けの作品まで幅広いジャンルに膨大な量のデザインを供給し続けて来た人物である。 この日はゴールデンウィーク真っ只中な上に、大河原氏のサイン会や高橋良輔監督との対談が予定されており、展覧会が開かれている期間中で最大の目玉が揃っていた。 それだけに行列を警戒した私と友人は、午前10時会場より2時間早い午前8時にJR灘駅で待ち合わせしていたのだが、そこから10分ほど歩いて美術館へ着くと既に数百人の人々が列を作っているではないか。 サイン会も対談も先着順であると分かっていたので、早々にイベント参加を諦めた私達は、周辺の店で会場まで時間を潰した後に改めて美術館を訪れた。 空調の効かないロビーで入場券を買うのに長時間並ばされたのには閉口したが、その途中で現地に到着した大河原氏本人がロビーを通って控え室に向かったので、その姿を見る事が出来たのは幸運だった。 私はそれなりにではあるが氏のデザインした資料を所有しており、今回展示されているのも初見の物は多くないだろうと予想していた(実際その通りだったのだが)。 ただ、長年親しんできたメカニカルデザインを創造した当人に一目遭えればという気持ちで訪れていたので、例え一瞬でもそれが叶ったのはやはり嬉しいものである。 貴重な原画や有志作製の実物大スコープドッグを見れたのも良かった。 趣味嗜好という物は年齢を重ねるうちに随分と変わって行くのだが、大河原邦男氏のメカニカルデザインは、少年時代と変わらず未だに私を魅了して離さない。 2013年の5月5日は、それを再認識した日となった。 PR |
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