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創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
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 前回の更新から数ヶ月も空いたと知り、我ながら驚きを隠せないでいるのだが、久しぶりにメカデザインについて書いてみたいと思う。

今回のお題はテレビアニメーション「機動戦士ガンダム
W」に登場する「ウイングガンダム」。

これも作品自体はちゃんと見ていないものの、メカデザインとして好きという部類のマシンである。

(当然ながらメカニカルデザインとて作品の意向と直結した創造物であり、本編を見ずにそれを語るのは無理があると重々理解はしております)

まず自分が思ったのは、飛行形態のまとまりの良さだ。

このバード形態はシールドとバスターライフルが機首を形成するパターンだが、いわゆる寝そべり変形の中でも完成度が高い。

また、鳥のモチーフを「見た者が気付く形で」そこかしこに散りばめているのも心憎い配慮だ。

大河原氏がデザインする飛行形態にはこの寝そべり型が多く、時にはそれを揶揄するむきもある様だが、架空の物と言えど立体化時の強度や変形機構の複雑化を考えた場合、ここへ落ち着くのは至極当然な気もする。

勿論、二次元の嘘が無いではないだろうが、それでもかなり秀逸なデザインと言えるだろう。

ガンダム
Wに登場するガンダム達はヒーローメカとリアルメカの中間的デザインをしており、大河原氏の面目躍如といったところ。

実際、クライアント側の意図が明確な場合における氏のメカデザインには、目を見張る事が少なくないのである。



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