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創作から興味ある事柄まで気まぐれに綴ります
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※物語に関するネタバレをするといけないので、今回も映画全体に抱いた個人的な印象としてレビューさせていただく。

『緯度0大作戦』は1969年に公開された日米合作の特撮映画で、実に今から50年前の作品となる。

当時は日本の特撮映画が海外でも上映される事があった様だが、本作は日米合作だけあって出演者の多くが外国人というばかりでなく日本の役者も英語で芝居をしている徹底ぶりだ。

本多猪四郎監督の東宝映画にもかかわらず宝田明・岡田真澄・平田昭彦などは添え物的な役割であり、ジョゼフ・コットンやシーザー・ロメロ、パトリシア・メディナという外国人俳優らをメインに物語は展開していく。

私は最近になってDVDを購入したのだが、だんだんと当時のアメリカのSF映画を観ている感じがしてきて、中々面白い体験をさせて貰ったなというのが正直な感想である。

あくまで落ち着いた雰囲気を崩さない作りにあってクリーチャーが出現し暴れるシーンはかなりの迫力があり、良い意味でギョッとさせられたのは嬉しい誤算であった。

円谷英二氏が手掛ける特撮も丁寧に作られているし、有名でなくともこれはこれで価値のある作品だと私は思う。

興味のある人は一度鑑賞してみてはいかがだろうか。



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